昨日は、東大理3を受験したいという生徒の物理の授業のため桑原にあるフォーサイトエクセルに入ってました。
物理は、様々な現象を数式に置き換えていき、目の前の現象を越えて理解しようとする学問なわけですが、
一定レベルを越え、本質的な理解をしようとすると、微積分(数学の力)が必要になります。

しかし、高校物理では、微積分を扱わないようになっていますので、結果として「公式の暗記」で終わることが多いものです。
すると、本来であれば、非常におもしろいはずの物理という科目が「つまらない」「分からない」科目になってしまいます。

頭の中で問題文の現象?が動くのは快感だと思うのですが、そういうことも(イメージング)もなく、ただ公式に当てはめる・・
これだとおもしろいはずがありません。

昨日の生徒は、自学するうちに「高校の内容」を超えてしまい、それで塾に・・という流れです。
東大、京大などの場合は、物理で微積分を使うのはある意味、「常識」になっていることもあるでしょうが、
それにしても非常に優秀な生徒さんでした。「解ける、解けない」という意味においては、まだまだ東大というレベルに
達してはいないのかも知れませんし、何より全国大会の最高峰ですので、東大にノミネートする他の生徒と比べると
「自分は、まだまだ」という意識が強いのでしょうが、私が感心したのは吸収力の速さと質問の「良さ」です。

オイラーの定理など、まだ履修していない部分も使いながらの授業でしたが、本質的な部分での疑問点は、すかさず上げてきます。
また「素直」ということでしょうが、とにかく吸収力がスゴイ。(@_@;;

好奇心と素直さがあると学力のベースは出来ますし、精神的に大人になった瞬間に「伸びる」ものですが、
それらが既に備わっている生徒でした。ただ東大理3受験は、そのような生徒ばかりがノミネートするでしょうから、
合格できるかどうかは別問題でしょうが、少なくとも彼の人生は、非常に良いものになるのは間違いないでしょう。

生徒と話をする内容でいつも聞くのは、「・・で、将来、何になりたいの?何をしたいの?」というものがありますが、
私の知っている限りではありますが、優秀な生徒からは、「○○のような人を助けたい!」とか「○○のために役立ちたい!」という
ニュアンスが伝わってきます。他利という言葉は、エセ経営者もよく使いますが、エセは所詮エセ。彼らのように真剣に「他人のために」
勉強をしている人と比べると、覚悟も思い込みも、使命感も全然です。(-_-;;

本当、こっちが勉強になった1日でした・・・。(-_-;;